佐伯チズさんが推奨するのは、「休日に顔に何もつけないで過ごす」ことです。とてもシンプルなケアの方法で、「肌断食」といいます。私自身は、佐伯チズさんの「肌断食」を知る前から、自己判断でこれを実行していました。
皮膚には、大きく分けて、6つの作用があります。その6つとは、「体温調整」、「知覚」、「保護」、「分泌」、「吸収」、「呼吸」です。そのような作用を、基本的に備えていながら、常日頃、何種類もの化粧品を使用していると、肌も、当然ながら疲れてきます。肌断食が、どうして必要かというと、日々、化粧品を肌に使用していると、肌が過剰栄養、肥満状態になってしまいます。例えるなら、肌の生活習慣病のような症状です。そして、肌の機能も衰えてきてしまいます。
食事をお休みすることで、胃を休ませてあげるのと同様に、肌にも化粧品を与えない、「肌断食」を実行することで、肌本来が持っている力を取り戻すことができます。朝、晩の洗顔は、ぬるま湯だけの「素洗い」を行います。ぬるま湯だけの洗顔をした後に、肌をじっくり観察すると、皮脂が出てきて、顔にテカリがないかや、乾燥していないか等、肌の状態をチェックし、自分の肌には何が必要なのかをチェックすることができます。
「忙しい日がどんなに続いても、2週間に1度は肌断食」を、佐伯チズさんは推奨しています。肌断食をした翌朝は、確かにお肌がつるつるしていて、すっきりします。吹き出物が出てしまった時や、肌に疲れがたまっているなと感じた時には、「肌断食」は、特に効果があるようです。肌断食の翌日は、いつも通りのローションパックを行い、美容液をつけると、肌に化粧品がぐんぐんと吸収している感覚が味わえ、とても気持ちが良いです。まだ試していない人は、ぜひ1度試してみることをおすすめします。
佐伯チズさんが唱えるスキンケアの基本は、手のひらと指を使って行うことです。佐伯チズ式スキンケアにおいて、スキンケア商品をまず、手のひらにのせていきます。そして、指でスキンケア商品を軽く暖めてから使用すると、肌へ浸透力が高まりますので、効果が倍増するそうです。また、佐伯チズ式スキンケアでは、手のひら全体を使って顔を包み込むようにケアをします。
そうすることで、化粧品と体温がスチームアイロンのような役割を果たてくれ、肌をキメ細やかに整えてくれるそうです。佐伯チズ式スキンケアでは、そんなにお金をかける必要がありません。高価な化粧品を使用していても、毎日のお手入れが雑であればそれは意味がありません。お手入れの仕方によっては安い化粧品でも綺麗になれるのです。つまり、佐伯チズが考案するのは「お金をかけずに綺麗になる」ということです。
「何を使用することで綺麗になるか」ではなく、「どうやって使用することによって綺麗になるか」という点を重要視しているのです。佐伯チズ式スキンケアでは、高価な化粧品を使用する必要はないのです。佐伯チズ式スキンケアでは、メイクをクレンジングで落とした後、化粧水→美容液→乳液またはクリームの順にお手入れをおこないます。化粧水をつけた後に美容液、そしてまたすぐにクリームというように次から次へと化粧品を使用して、化粧品がお肌にしっかり浸透する前に、次々に顔に塗ってしまってはいませんか。化粧品を1つつけたら、3分はおくようにしましょう。そうすることで、肌になじみやすくなりますので化粧品が浸透しやすくなります。

