佐伯チズさんが勧めている、いくつかの美肌方法の中でも、最も有名で、最も効果があるとされているのが、ローションパックです。佐伯チズさんは、かつて最愛の夫が亡くなった直後に、家に何ヶ月も閉じこもり、泣き続けていたそうです。そうしているうちに、肌も顔もボロボロになってしまい、鏡で自分の顔を見たとき、とても驚いてしまったそうです。
そんなボロボロになった肌を、驚異的な力で回復させてくれたのが、ローションパックだったのです。シミ、シワ、くすみ等、お肌の悩みには、あきらめずに、根気よく対処する必要があります。ていねいにお手入れし続ければ、肌もあなたの期待に答えてくれます。
さて、前置きを長々と書き綴りましたが、実際にローションパックはどのように行なうのか、その方法をご紹介します。まず最初に、水でコットンを濡らし、軽く水気を絞ります。そのコットンの上に、化粧水をたっぷりと垂らします。そして、そのコットンを、顔全体に3分間のせます。コットンを使用するのは、薬局で売られている「カット綿」を佐伯チズさんは推奨しています。大きさが約14cm×7cm脱脂綿で、二つに切って使用します。大きめのコットンを使用しても何の問題もありません。
コットンに化粧水を馴染ませたら、縦に薄く裂き、顔全体をコットンで覆うように、のせていきます。佐伯チズさんの教えの基本では、額、鼻、両頬、顎の計5ヶ所にコットンをのせていきますが、顔全体を覆うことができれば、自己流の覆い方でも、全く問題ありません。呼吸をするために、鼻と口には空気穴を作っておきます。コットンを横に引っ張ることで、コットンが伸びて、顔全体を覆えるようになります。自分でも工夫してみましょう。
特に、年齢の出やすい、目元や鼻の脇等は、しっかりとコットンで覆うようにして、パッティングをしてください。3分間のローションパックをすることにより、肌が水分を十分に含み、ハリのあるお肌に変わります。さらに、水分をたっぷりと吸収した肌には、美白効果もあり、肌が一段明るくなります。この原理を例えるなら、プールなど水にしばらく浸かることによって、指先がふやけて白くなったり、お米を水に浸すことによって白くなるのと同様のことであるといえます。
佐伯チズさんが唱えるスキンケアの基本は、手のひらと指を使って行うことです。佐伯チズ式スキンケアにおいて、スキンケア商品をまず、手のひらにのせていきます。そして、指でスキンケア商品を軽く暖めてから使用すると、肌へ浸透力が高まりますので、効果が倍増するそうです。また、佐伯チズ式スキンケアでは、手のひら全体を使って顔を包み込むようにケアをします。
そうすることで、化粧品と体温がスチームアイロンのような役割を果たてくれ、肌をキメ細やかに整えてくれるそうです。佐伯チズ式スキンケアでは、そんなにお金をかける必要がありません。高価な化粧品を使用していても、毎日のお手入れが雑であればそれは意味がありません。お手入れの仕方によっては安い化粧品でも綺麗になれるのです。つまり、佐伯チズが考案するのは「お金をかけずに綺麗になる」ということです。
「何を使用することで綺麗になるか」ではなく、「どうやって使用することによって綺麗になるか」という点を重要視しているのです。佐伯チズ式スキンケアでは、高価な化粧品を使用する必要はないのです。佐伯チズ式スキンケアでは、メイクをクレンジングで落とした後、化粧水→美容液→乳液またはクリームの順にお手入れをおこないます。化粧水をつけた後に美容液、そしてまたすぐにクリームというように次から次へと化粧品を使用して、化粧品がお肌にしっかり浸透する前に、次々に顔に塗ってしまってはいませんか。化粧品を1つつけたら、3分はおくようにしましょう。そうすることで、肌になじみやすくなりますので化粧品が浸透しやすくなります。

